住んでいる地域によっては、保育園の待機児童となってしまい、育休を延長する人もいるはず。そんなとき、育児休業給付金もきちんと延長されるのか不安になりますよね。
大丈夫です、延長されます。
最長2年まで延長可能です。
- 育児休業給付金は原則1年間
- 1歳時点で保育園待機になっている場合、1年半まで延長可能
- 1歳半時点で保育園待機になっている場合、2歳まで延長可能
- 最長2歳までの2年間
延長の条件について詳しく見ていきましょう。
目次
育児休業給付金の期間は原則1年間
育児休業給付金は、原則1年間貰えます。1年間は子どもの1歳の誕生日の前日までのことです。
ママは産後8週間、産休です。そのため、パパママが育児休業給付金を受給するのは以下の期間となります。
- パパ:子が誕生した日から1歳の誕生日の前日まで
- ママ:産休後(子の誕生から57日後)から1歳の誕生日の前日まで
育児休業給付金の期間は最長2年まで延長可能、延長する2回のタイミング
平成29年10月に施行された改正で、育休は最長2年まで延長可能となりました。
育児休業給付金は、保育園待機による育児休業の延長に伴い延長が可能です。延長するタイミングは以下の2回です。
- 1歳時点で保育園待機 1年半
- 1歳半時点で保育園待機 2年(最長)
育児休業給付金の期間を1年半まで延長
1歳の時点で保育園に入れず待機児童となっている場合、育休を1年半まで延長することができます。育児休業給付金も延長です。
育児休業を延長するために、保育園の落選時に受領する「不承諾通知」を持って延長申請を行います。
育児休業給付金の期間を2年まで延長
1回目の延長後、1歳半の時点で保育園に入れず待機児童となっている場合、育休を2年まで延長することができます。育児休業給付金も延長で、2年までが延長の限度です。
育児休業を延長するために、1回目と同様に保育園の落選時に受領する「不承諾通知」を持って延長申請を行います。
育児休業給付金の期間の延長を申請
育児休業給付金を延長するために、以下の必要書類とともに申請を行います。基本的には、勤めている会社に申請してもらうため、延長も会社に相談して行いましょう。
- 育児休業給付金支給申請書(延長部分記載)
- 不承諾通知(市町村が発行した保育所等の入所保留の通知書など当面保育所等において保育が行われない 事実を証明することができる書類)
- 住民票(世帯全員について記載)
- 母子手帳
まとめ︰育児休業給付金の期間は延長可能、保育園待機になってもひとまず安心
都心部でいまだ問題となっている保育園待機児童。思ったタイミングで保育園に入園し、職場復帰するのは簡単ではありません。
そんなとき、育児休業給付金の延長は最長2年まで可能です。焦り過ぎず復帰に向けて計画を立てておきましょう。
- 育児休業給付金は原則1年間
- 1歳時点で保育園待機になっている場合、1年半まで延長可能
- 1歳半時点で保育園待機になっている場合、2歳まで延長可能
- 最長2歳までの2年間
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